2月5日(水)から26日(水)にかけて、つるし雛飾りを作る教室を開催しました。
つるし雛が始まったのは、江戸時代頃からといわれています。
お母さんやおばあちゃん、親戚のおばさん、近所の人たちまで、みんなが少しずつ小さな人形をつくり、持ち寄って、つるし雛が作られはじめました。
こどもたちの幸せを願う気持ちが、いっぱい詰めこまれた「つるし雛」。
女性が持っている優しい気持ちの象徴みたいですね。
教えてくれたのは、村田先生、下谷先生、剱持先生です。
先生たちは、草木染めを使った手作り和雑貨を沢山つくっていらっしゃいます。
いわば、染めと布地のプロ。
個人で収集したアンティーク布や、草木染めの布をたくさん用意してくれました。
小さなパーツを縫いあわせて、少しずつ少しずつ、飾りをつくっていきます。
初めての人も失敗しないように、先生たちが、型紙や布の裏打ちまで、心をこめて、準備してくれました。
ある参加者の方から、こんな感想をいただきました。
「本を見ながら、家でちょっと作ったこともありますが、これでいいのかな?と、いつも不安でした。ここに来て、わからないことを相談できてよかった。」
つるし雛をつくる人の輪が少しでも広がっていただけたら嬉しく思います。
中之条大学では、このような講座のほかに講演会などの公開講座、趣味を広げる教室や教養を高める講座、自然探索など多種多様な事業を行っています。
詳しくは、中之条大学事務局(電話:0279-76-3113)までお問い合わせいただくか、毎月15日発行の中之条大学だよりをご覧ください。
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