8月23日、
『群馬の逆襲』シリーズの著者、
木部克彦先生の講演会を開催しました。
タイトルは、
「群馬の逆襲と中之条の逆襲~ふるさと愛とプライドこそ~」
わたしたちの暮らす
群馬県や中之条町の魅力を知って、
元気に楽しみながら
プライドを持って暮らしていきましょう
というお話です。
木部先生は、本を書くこと以外にも、
県の文化審議委員として、
まちの人と行政をつなぐこともしています。
最近やっているお仕事は、
群馬の郷土料理、おっきりこみプロジェクトで、
幅広のうどんのような「おっきりこみ」を
全国に広める活動をしているそうです。
森や川の恵み
こんこんとわき上がる良質な温泉
しっとり風情のある温泉の一軒宿
緑豊かな田園風景
群馬県人の開放的であたたかい人柄
群馬はこんなに良いところなのに、
ちょっと気恥ずかしくて、
わたしたちはついこんなことを言ってしまいがちです。
田舎で何もないところで・・・。
奥ゆかしさや謙虚さから出てくる言葉でしょうが、
いやいや、ちょっと待って!
と先生はおっしゃいます。
子どもが聞いたらたいへんですよ。
大人から子どもへのマイナス情報のすりこみ
これって不幸なことではありませんか?
長い人生を暮らすのに、イイところに住んでいるなと
プラス思考で暮らすほうが幸せです。
つまらないと思ってすごすのと、
楽しいと思ってすごすのでは、
20年、30年後には、
埋めようのない大きな差になってしまうでしょう。
「神流町(旧中里村)の恐竜の化石
これは、わたしたちの群馬県は
2億年前からさかのぼって語れるということですよ。」
こんなふうに、
ときには角度や切り口をかえて、
見方をかえてみると、
群馬で暮らすことがこんなに楽しく
誇らしくなっちゃうんですね。
聞いているかたたちには、
メモをとる方もたくさんいらっしゃいました。
木部先生、お話を聞かせていただいて
ありがとうございました。
中之条大学では、このような講座のほかに講演会などの公開講座、趣味を広げる教室や教養を高める講座、自然探索など多種多様な事業を行っています。
詳しくは、中之条大学事務局(電話:0279-76-3113)までお問い合わせいただくか、毎月15日発行の中之条大学だよりをご覧ください。
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