8月26日、『ロウで書く!蝋書(ろうしょ)教室』を開催しました。
まずはじめに、
「蝋書ってなんですか?」・・・ですよね。
簡単にいうと、墨のかわりに、
とかした蝋(ロウ)で書くのです。
ロウで書いたあと、
背景を絵の具などで色をぬると
白抜きの文字として浮かびあがります。
色紙にロウで書けば、
紙そのものの色が、字として浮かびあがります。
楽しいでしょ?
教えてくれた先生は、
書道教室でおなじみの石村先生です。
書を楽しむ心を大切にしている先生です。
まずは紙えらびから。
いろんな和紙があって迷ってしまいます。
どんな字を書くか、字体・配置を考えます。
さて、いよいよ溶かしたロウで字を書きます。
ロウがすぐ固まってしまうので、
一画ごとにロウをつけて書きます。
字のまわりに色をつけます。
これは楽しい。
字によって塗りかたを工夫するとこうなります↓。
「走」の疾走感がよくでていますね。
高温でロウを抜いて完成でーす。
みなさん、それぞれ個性がでていてすばらしいですよ。
受講者アンケートでは、
全員から「楽しかった!」という感想をいただきました。
年齢を幾つ重ねても、初めてのワクワク感は、たまりません。
こんな気持ちを味わえること自体が「しあわせ」ですね。
石村先生、こーんなに楽しい授業をありがとうございました。
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