≪中之条大学事務局所在地(中之条町立中央公民館)≫

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群馬県吾妻郡中之条町大字伊勢町1005-1(ツインプラザ内)
電 話 0279-76-3113
FAX 0279-76-3112
Email  univ@town.nakanojo.gunma.jp

2015年12月18日金曜日

宝船作り教室を開催しました

中之条大学では、宝船作り教室を開催しました。

中之条町で古くから作り続けられている正月の縁起物、稲わらの宝船。
今では作れる人も少なくなってきました。



講師は、町内で宝船を作り続けている
桑原さんと斎藤さんです。



船の胴体部分は、太じめで作ります。
なかなか力がいりますよ。


さまざまなパーツに分けて作りこんでいきます。

余談ですが、
こちらの方言では、「作る」は、「こさえる」って言うんです。
「こしらえる」が変化したものでしょうか。


細かいところまで、丁寧に教えていただきます。
これは船の周りの部分です。
この後、船の帆や米俵を稲わらで作っていきます。



全員が宝船を作り上げることができました。
来年も良い年と迎えられるといいですね。

桑原先生、斎藤先生、ありがとうございました。

中之条大学では、このような講座のほかに講演会などの公開講座、趣味を広げる教室や教養を高める講座、
自然探索など多種多様な事業を行っています。
詳しくは、中之条大学事務局(電話:0279-76-3113)までお問い合わせいただくか、
毎月15日発行の中之条大学だよりをご覧ください。



生芋から作るこんにゃく作り教室を開催しました。

雪の便りも聞こえる今日この頃、
寒さもいよいよ本格的になってきました。

こちら中之条町では、こんにゃく芋の収穫を終え、
各家庭で、お母さんたちの手作りこんにゃくを楽しめる季節になりました。

中之条大学では、
毎年、手作りこんにゃくを作る教室を開催しています。

講師陣は、毎年お世話になっている
中之条町名久田地区の婦人会の皆さんです。


受講者のなかには、はじめて作る人だけでなく、
家庭で何回かつくったこともある人も参加しています。

こんにゃく作りは、生芋の状態によって
水加減を調節する必要があるため、
永年の経験がものを言うようです。


今回の教室でも、こんなにしっかりしたこんにゃくが出来ました!

これから年末年始にかけて、
お客さまを自宅にお招きする機会が増えますね。

受講者の皆さん、
今回覚えたこんにゃく作りで、
たくさんの人たちに、おふくろの味をごちそうしてくださいね。

こんにゃく作りを教えてくださった婦人会の皆さん、
どうもありがとうございました。

中之条大学では、このような講座のほかに講演会などの公開講座、趣味を広げる教室や教養を高める講座、
自然探索など多種多様な事業を行っています。
詳しくは、中之条大学事務局(電話:0279-76-3113)までお問い合わせいただくか、
毎月15日発行の中之条大学だよりをご覧ください。



2015年11月20日金曜日

きものリフォーム教室を開催しました。

中之条大学では、『きものリフォーム教室』を開催しました。

おウチのタンスに、着なくなった着物が眠っていませんか。

大切な家族からゆずり受けたもの、青春時代に着ていたもの。
大切な大切な思い出がいっぱいつまった着物が、いつしか着られずにいる姿をみるたびに、なんだか残念な気持ちになってしまいます。

そんな着物たちを、日常に着られるお洋服にリフォームしてみましょう、という教室です。

先生は、渋川市内できものリフォームを手がけていらっしゃる萩原先生です。


先生はおっしゃいます。
型どおりではなく、布地本来の良さを生かしてリフォームするのがコツ。
虫食いの穴だって、ユニークなアイディアを生み出すモトなんです。


着物の洗濯方法やほぐし方から学び、はじめてリフォームをする人も、がんばってほぐして来てくれました。

お母様の着物をリフォームされた、ある受講者の方の感想です。

着物と向き合った数日間、亡き母と話ができました。
涙が出ました。
すそや袖のほこりまで、いとおしく思いました。
こんなチャンスをいただき、ありがとうございました。


それぞれの着物にドラマがあるんですね。



最後に、自分で作ったチュニックを着て記念撮影。
萩原先生、着物と向き合う時間をいただき、ありがとうございました。



中之条大学では、このような講座のほかに講演会などの公開講座、趣味を広げる教室や教養を高める講座、
自然探索など多種多様な事業を行っています。
詳しくは、中之条大学事務局(電話:0279-76-3113)までお問い合わせいただくか、
毎月15日発行の中之条大学だよりをご覧ください。

2015年9月10日木曜日

焼きまんじゅう作り教室

群馬県民のソウルフード焼きまんじゅうの作り方講習会を開催しました。

中之条大学では、「ふるさとに会える町講座」と題して、郷土料理講習会や町の歴史や文化、
自然を学ぶ講座などを行っています。

焼きまんじゅうは、あんこの入っていないまんじゅうに甘い味噌だれを塗って炭火で焼く料理です。

濃厚な味噌だれと、炭火焼きの香ばしさとまんじゅうのふんわり感が食欲をそそります。

今回の教室の講師は群馬県立北毛青少年自然の家から来ていただきました。

この施設では、普段は林間学校の受入や自然体験プログラムなどを行っていますが、
今回は特別に大人向けに出前講座をしてくれました。

この日は、地元中学生が職場体験として、4名の中学生がお手伝いしてくれました。

まずは会場準備です。道具を準備し、テーブルを入念に拭きます。

次に材料を各テーブルごとに分量を量って用意しておきます。

 外では、炭をおこしています。うちわの2枚重ねがポイントだそうです。

 ひと通り準備が済んだら受付です。参加者の名前を確認し、参加費をいただきます。

まずは、作り方を簡単に説明します。この方々が今回の講師陣です。

 作り方を教わったら、まずはまんじゅう作り。こねるには結構な力が必要です。

 先生の見本を触ってみます。耳たぶの固さくらいまでこねられればOKです。

まんじゅうはよく膨らむので、梅干しくらいの大きさに丸めて蒸し器に並べます。

 まんじゅうが膨らむか膨らまないか。一番大事な発酵の時間です。
真夏ですが、部屋をファンヒーターで暖め、蒸し器を毛布で覆い被せ、十分発酵させます。 

 焼きまんじゅうの味の決め手!味噌だれです。
これは作るのに時間がかかるので、北毛青少年自然の家シェフに事前に作ってもらいました。

発酵が済んで十分膨らんだまんじゅうは、急いで蒸します。
蒸かしたてのまんじゅうはふかふかして美味しそうです。

このままでは、串に刺しにくいのでよく冷まします。

 串刺しにもコツがあります。先端を水で濡らしながら刺さないと串が入っていきません。

これで焼きまんじゅうのタネは完成です。


先ほどおこしておいた炭で焼きます。
最初はたれを付けずに素焼きします。

 軽く焦げ目が付いたら、味噌だれをたっぷり塗ります。

続いてもう一度焼きます。

軽く焦げ目が付けば完成です。
濃いめの味が好きな人は、最後にもう一度たれを付けて食べると絶品です。
蒸かしたて、焼きたての焼きまんじゅうは、お店では味わえない格別な味がします。
参加者の皆さんもこんな「美味しい焼きまんじゅうは初めて食べた」と大満足の講座でした。
まだ大事な仕事が残っていました。
中学生たちが最後の後片付けをしてくれて、終了です。

中之条大学では、このような講座のほかに講演会などの公開講座、趣味を広げる教室や教養を高める講座、
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詳しくは、中之条大学事務局(電話:0279-76-3113)までお問い合わせいただくか、
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2015年6月5日金曜日

ふるさとに会える町講座「六合に咲く花々を見に行こう」

今年度の講座も本格始動しました。

6月4日に晴天の下、六合地区の歴史や文化について学ぶ講座を行いました。

ガイドは元村長の山本三男さんです。心の底から六合を愛し、誰にでも話しかけてくれるとても気さくな方です。


基本的にはバスの中で車窓からガイドをしてくれます。
八ッ場ダム関連のこと、赤岩重伝建地区のこと、太子駅跡のことなど行く先々での案内は聴いててとても為になります。


太子駅跡です。かつて群馬鉄山の鉄鉱石を運ぶために旧六合村にはJR吾妻線が通っていました。


六合支所で休憩しながら、鉄鉱石を運んだバケットとチャツボミゴケの化石を見ました。


チャツボミゴケ公園です。チャツボミゴケは強酸性の水を好み、根を張らずじっと石にしがみついて生息する非常に珍しい苔だそうです。ここは全国屈指の群生地です。


例年ですとレンゲツツジとのコラボが美しのですが、今年の春は暑く花が10日~15日早いそうです。


続けて野反湖に到着です。
ここではシラネアオイを見に行きます。


こちらも花が早く、例年ですと最盛期ですが、今年は99%終了しています。ちょっと残念でした。
 

数少ない咲いているシラネアオイ。花びらに見えるものは実はがくです。


高原植物のコマクサです。コマクサは花が馬の頭の形に似ていることから駒草の名が付いています。


富士山がお出迎えしてくれました。野反湖に到着してすぐの場所は富士見峠といい、秋にはよく見られるそうですが、この時期に見えるのは珍しいそうです。


最後に皆さんで募金してくれました。

この講座に参加した方が今後山本三男さんの代わりとなり、家族や友人を連れて六合地区を訪れていただると幸いです。


中之条大学では、このような講座のほかに講演会などの公開講座、趣味を広げる教室や教養を高める講座、
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2015年3月19日木曜日

笑って元気!ラフターヨガ教室

中之条大学では、3月7日(土)18日(水)で、「ラフターヨガ教室」を開催しました。

ラフターヨガとは、笑いとヨガの呼吸法をとりいれたエクササイズです。
近年、笑いが体内の免疫力を高める効果があるといわれ、注目を集めています。

教えてくれたのは、認定ラフターヨガ・ティーチャーの金子先生です。
先生のいうとおりにしていると、いつのまにか、無理せず、自然と笑えるようになっています。
さすが~。

歌いながら、手拍子しながらと、さまざまなエクササイズを行います。
もちろん、いつも笑いながら!

エクササイズの終わりには、必ず同じかけ声をかけます。
一般的には、「ヤッタ!ヤッタ!イエーイ!」

しかし、ここでは、あえて群馬弁で。
「いいだんべぇ! そうだんべぇ! イェーィ!」
標準語に訳すと「いいね!そうだね!イェーィ!」という意味です。

お腹の底から笑うと、自然に身体もポカポカ温まります。
笑いの効果、確かにあるようですね。

金子先生のラフターヨガは、
「花と緑の群馬づくり2015in中之条」でも無料で体験できるそうですよ。

詳しくはこちらで(外部リンクへ移動します)
花と緑のぐんまづくり2015 in 中之条


中之条大学では、このような講座のほかに講演会などの公開講座、趣味を広げる教室や教養を高める講座、
自然探索など多種多様な事業を行っています。
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